この記事では、Typescriptのletとconstの使い分けについて説明します!
この記事を読めば、letとconstはどちらを使えば良いのか、どちらを使う方が安全なコードかがわかるようになっています!
目次
const
の使用
const
は、定数(再代入を許さない変数)を宣言するために使用されます。const
で宣言された変数には、初期化時に値を設定する必要があり、その値を後から変更することはできません。これは、プログラムのある部分の値が変更されないことを保証する際に有効です。
const greeting = "Hello, world!";
greeting = "Hello, TypeScript!"; // エラー: `greeting`はconstで宣言されているため、再代入できません。
let
の使用
let
は、ブロックスコープのローカル変数を宣言するために使用されます。let
で宣言された変数は、宣言されたブロック、文、または式の中でのみアクセス可能で、ここから外れるとアクセスできなくなります。let
で宣言された変数は再代入が可能です。
let message = "Hello, JavaScript!";
message = "Hello, TypeScript!"; // 再代入可能
if (true) {
let blockScopedVariable = "I'm inside a block";
}
console.log(blockScopedVariable); // エラー: `blockScopedVariable`はブロック内で宣言されているため、外部からはアクセス不可能。
const
とlet
の利点と使い分け
- 再代入:
const
は再代入を許しませんが、let
は許します。不変の値を扱いたい場合はconst
を、変更可能な値を扱いたい場合はlet
を使用します。 - 安全性: 再代入されない変数は
const
で宣言することで、コードの安全性を高めることができます。プログラムの予測可能性が高まり、バグの発生を減らすことができます。
![](https://www.e-engineer.jp/wp-content/uploads/2024/03/DALL·E-2024-03-04-21.37.46-Create-an-icon-of-a-very-cute-and-plump-Shiba-Inu-dog-with-an-extremely-soft-and-gentle-image.-The-Shiba-Inu-should-appear-even-more-friendly-and-comf.webp)
結局letとconstどちらを使えばいいの?
基本的にはconstを使うようにしてください!どうしてもconstだと、コードが書けない時だけ、letを使うようにしてください!
まとめ
基本的に変数はconst
で宣言し、変更が必要な場合のみlet
を使用することが推奨されます。これにより、コードの意図がより明確になり、保守が容易になります。